ミネラルウオーター製造販売の奥長良川名水(岐阜県関市)は2018年8月21日、水素水を粉末にした新商品「ハイドロエッグ水素パウダー」の販売を始めた。水素が持続的に発生し、無味無臭であるのが特徴で、味に影響を及ぼさないため、飲み物のほか、食べ物などに混ぜて利用できるとのこと。
「ハイドロエッグ水素パウダー」は、奥長良川名水が2010年から製造販売している清涼飲料水「逃げない水素水36」を粉末化したもので、水素水には、水素ガスをバブリングして水素を充填したもの(飽和式)、電気分解により発生した水素をとじこめているもの(電解式)の2種類がありますが、これらの水素水は、水素の気体を入れているだけなので、開封するとすぐに水素が抜けてしまい、粉末化することができません。
「逃げない水素水36」は、外部から水素を入れるのではなく、水素を内から発生させるようになっており、5つの原料を組み合わせる特殊な製法で原液を作り、これを高賀の森水で100倍希釈して製造充填することで、開栓してから水素が発生し続けます。
これは奥長良川名水独自の技術で、特許を取得しており、国立大学法人岐阜大学・東京工科大学・国立大学法人九州大学の教授とともに、安全性や機能性などさまざまな実証データを得て、作り上げてきたとのこと。
粉末なので、軽量で持ち運びも楽。旅行先など出先でも粉末を水に溶かして飲用すれば常に水素水を利用することができます。また水素が逃げないという点も、これまで開栓したらすぐに飲む必要があった水素水と違って管理が楽な商品となっています。
1箱30包入り(1包3グラム)で、価格は8400円(税別)。