水素吸引の医療での現場を取材した特番「水素吸入医療法で治療法は変わる」がBSテレ東の日経プラス10で2019年1月24日に放送されました。
内容は2016年12月1日に厚生労働省の先進医療Bとして心停止後症候群に対しての治療として承認された「水素ガス吸入」についてのもの。実際にこの治療法を施している、慶応大学病院「水素ガス吸入療法」について取材した内容では、心筋梗塞を起こすと血管が詰まり、組織に血流が流れない時間が長いほど心臓の筋肉は死んでしまう為、いち早くつまった血管を広げることが重要となるのですが、血管を広げた瞬間に、血流不足だった組織に酸素化された血液が流れこんでくると大量の悪玉活性酸素が発生してしまう為、水素吸入を行うことで悪玉活性酸素を減らすというもの。水素吸引により悪玉活性酸素を大幅に減らすことができることで、心停止後の後遺症を抑えることができるというものです。
実際の治療では、心配停止患者5人に水素吸入を行ったところ、4人が無事に退院したことで、集中治療の現場で安全に投与できることが分かりました。
また、日経プラス10コメンテーターの方が実際に30分程水素吸入を行って、吸入前後の血液を検査したところ、吸入後に大幅に血液内の悪玉活性酸素が減少していることが分かりました。水素吸引を取り入れている星子クリニックの院長によれば、水素吸引、水素水ともに水素がちゃんと含まれていることが重要とのこと。
今後更に多くの医療現場で水素吸引や水素水が活用される様に研究を進めてほしいものです。