「アルピナウォーター水素水サーバー」の口コミ・レビュー
アルピナウォーターの水素水サーバーを使ってみました。
アルピナウォーターの水素水サーバーは、通常のウォーターサーバーに外付けで水素水生成器を取り付けるオプション機能になっています。水素水生成器は、1時間毎(15分生成、45分後に再生成)に水素水を生成している為、飲む前にわざわざ水素水生成を行う必要がなく、ウォーターサーバーを使うのと全く一緒で、給水口を下せば常に水素水が出てくるので非常に使い勝手が良く手間いらずです。
ウォーターサーバー+気体飽和式の生成器
アルピナウォーターのウォーターサーバーは1機種しかなく、どこに置いてもマッチするような非常にシンプルなホワイトカラーの筐体で、サーバー自体は特にかっこよくデザインされている訳ではないですが、オプションで取りつける水素水生成器は角の丸み、質感などシンプルですがかっこよくデザインされています。
ウォーターサーバーと、水素水生成器は裏側でパイプでつないであり、ウォーターサーバーから生成器に水が供給され、電気分解により発生させた水素に圧力をかけて水に溶け込ませる「気体過飽和式(飽和式)」により水素水を生成します。気体飽和式の水素水サーバーは、家庭用としては非常に珍しく、また価格帯も月1,572円(税抜)からレンタル(関西地区は2,000円税別)できるという点で非常にお得感があり(飽和式の機種は他のメーカーからも発売されてますが、どれも購入価格が数十万円以上と高額です)、また、飽和式は電解式のように弱アルカリ性に水質が変化しないので、美味しい水がそのままの味で楽しめる点は満足度高いです。
サーバー及びオプションの水素水生成器の設置はアルピナウォーターの担当者の方が設置してくれました。
利用水はアルピナウォーターが提供するウォーターボトルのROろ過水を利用しなければならない点はコスト高に思えますが、非常に水が美味しく、水質が変わらず、そのままの味で常に水素水が飲める点を考えると、個人的にはレンタル代+お水代を考慮しても非常に満足のいく内容です。
シンプルな操作画面
水素水は定期的に自動生成される為、水素水生成ボタンなどはなく、水素水の生成能力を上げ下げするレベルのボタンと、エラーが発生した場合のリスタートボタンしかありません。
レベルのモードは、水素濃度を上げる訳ではなく、水素水の生成量を調整するボタンになります。利用者数が多いなど、水素水をたくさん使う場合にはモードを上げて生成量を増やしたりすることが出来ます。
また何らかの理由で生成器にエラーが発生した場合には、「点検」ランプが点灯し、点検が必要となるそうです。
通常、水素生成器は45分停止→15分稼働で水素水を自動生成しますが、リスタートボタンは水素水を生成させたいタイミングで生成させることが出来ます。
設置時の水素濃度の確認
サーバー設置時には、設置後に担当者の方が、溶存水素濃度判定試薬にて水素水が生成されているかを確認してくれました。 水素濃度判定試薬は、水素濃度を測ることができる試薬で、1滴あたり約0.1ppmの水素(H2)と反応し、試薬は青い色をしていますが、水素と反応すると透明になる為、生成された水素水に試薬を入れて水素が含まれているかどうかを判定してくれます。
設置時には、生成した水素水と、水道水に試薬を入れて水素水が生成されているかを比較して見せてくれました。
ウォーターサーバー会社が提供しているだけに水素水がおいしい!
好みにもよると思いますが、とにかく生成された水素水がおいしい!
アルピナウォーターが提供している水は、長野県大町市北アルプス矢沢水源の水をROろ過したほとんどミネラル分の無い硬水度1㎎/Lの軟水なので元々口当たりの良いお水なんですが、水素水への生成も気体飽和式を採用しているのでその水質も変わらず、元の美味しさそのままの水素水が飲めます。
そもそも美味しい水を提供しているウォーターサーバーのアルピナウォーターが展開している水素水サーバーなので、水の美味しさにこだわって気体飽和式を採用したのかもしれないですね。また適度な冷水に水温も調整されている為、丁度いい冷たい水素水が蛇口を倒せば出てきます。過去にアルミパウチの水素水を何度か利用していましたが、アルミパウチだと冷蔵庫に保管しておくと非常に冷えすぎ、また容量も300~500mlと水素が抜ける前に一度に飲むには多すぎる点がありましたが、アルピナウォーターの水素水サーバーの場合、常に高濃度の水素水が適温で生成されてますし、飲みたい時に飲みたい分だけ美味しい水素水が飲めるので非常に満足度が高いです。
溶存水素濃度の検証
水素濃度4.1ppmという他社と比べても非常に高い水素濃度ですが、物理的には水素が溶存できる最大飽和値は1.57ppmとされている為、4.1ppmという高い溶存濃度に少し疑問がありました。 そこで、溶存濃度を証明できるような検査結果を問合せしたところ、第三者機関で測定した溶存濃度の検査結果を送って頂きました。検査結果によれば、最大値で4.17ppm、平均でも4.05ppmが計測されています。 検査は常に水素をサーバー水に供給しながら計測されている為、実際には水素水生成後の利用時には濃度は下がっているものと思われますが、出来立てを飲めば4ppmを超える高い濃度の水素水が飲めると思います。